映画「僕たちのバイシクルロード」のご紹介

映画「僕たちのバイシクルロード」

映画「僕たちのバイシクルロード」のご紹介

ジェイミー・マッケンジーとベン・ウィルソン監督 2011年公開作品です。

英国人のベンといとこのジェイミーが自らカメラを回しながら2人の冒険を記録したドキュメンタリー映画です。
ナレーションはエリン・ブロコビッチなどの名優のピーター・コヨーテが担当し、2人の33カ国900日1万3000キロ近くにも及んだ、壮大な世界を自転車で走破していく姿をカメラに収めたものです。

大学を卒業したばかりだったジェイミーとベンの2人は、社会に出る前の今しかこの冒険を出来ないと「空路を使用せずに回路と自転車で七大陸横断」という壮大な計画を思いつきます。

冒険家でもなく長距離の旅をした事のない2人。資金もガイドブックもない若い青年2人は世界を見たいという好奇心だけで冒険を決意しました。

冒険心とバイタリティと若さで、次々と訪れる困難を乗り越えて夢を実現する為にペダルを漕ぎ前に進み続けます。
ロシアでは猛烈なスピードで車が行き交い命の危険を感じる場面や、空気汚染により中国では顔中真っ黒に排気ガスでに汚されながら、極地南極では氷の上を自転車で走るというアイススケートよりも難しい方法で走っていきます。

途中では旅の経過をパンフレットにして販売しながら旅費を得るなど、若い二人にとって資金は潤沢にないけれど、夢と力だけは大きく空路を使わない七大陸走破の夢を叶えるために走り続けました。

パンクは何百回、転んで怪我をする事も沢山。それでも短パンにサンダルという出で立ちの青年二人は、ひたすらゴールを目指すのです。

実話で2人の冒険が記録された映画なので、何か大きな事件が起きたりといった映画的な展開は皆無。
それゆえのリアリティをもって2人の冒険を自分が3人目の旅の参加者となって見る事ができる映画になっています。

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