サイクルロードレースをテーマにした映画まとめ

映画「僕たちのバイシクルロード」

ロードレースの戦いが主題のおすすめ映画

ロードレース (自転車競技) 。

日本ではあまり身近に感じられないスポーツですが、世界では自転車競技が国技になっている国もあります。

いま、世間で徐々にロードレースの熱が上がってきています。
雨でも風でも、全天候行われる過酷なロードレースの、さまざまな駆け引きや人間模様が映し出されるドラマの魅力に、気づく人が増えてきているのです。
ここでは、海外や日本で作られたロードレースをテーマにした映画を紹介します。 ロードレースについてもっと知りたい、いろんな選手のことが知りたい、そんな気持ちに応えてくれる熱い映画を5本集めてみました。


レーサー/光と影

実在する女子ロードレーサーだったジュヌヴィエーヴとコーチJPの栄光と転落の実話を映画化した作品です。

様々な自転車の大会やワールドカップなどで優勝してきたジュヌヴィエーヴは、女子ロードレース界では女王として君臨してきた選手でした。

次の大会へ向けてコーチと練習に励みますが、勝つ事への強いこだわりと周囲からのプレッシャーなどにより追い詰められてしまいます。


コーチの指示による薬の過剰摂取を繰り返しながら死と隣り合わせでの中でドーピングを繰り返してきた彼女でしたが、それを黙認していた医師の告発によりドーピング機構にマークされる事になります。

それはライセンス剥奪やこれまでの実績を全て失う事を意味するのでしたが、彼女が最後に下した決断とは・・・

人気選手だっただけに衝撃を受けたファンも多かった女子選手の光と影、ドーピングの実話を描いた映画になっています。


疑惑のチャンピオン

ステージ3の精巣がんに侵されたレーサー、ランス・アームストロングの実話を元に映画化した作品です。


ガンに侵されたロードレーサーのランスでしたが、奇跡的なガンからの復活を遂げその後世界的に有名な自転車レースのツール・ド・フランスで7連覇という偉業を達成します。

この記録は前人未到の偉業でしたが、その裏では組織ぐるみでドーピングがされいたのでした。
ガンに侵され脳にまで転移していた絶望的な状況から、過酷な治療やリハビリを経て復活したランスの姿にはツール・ド・フランスファンだけでなく多くの人々が熱狂しました。

その才能を評価していたスポーツ記者の一人が、上り坂が苦手だったはずのランスが短期間に驚く程スピードが上がった事に疑念を持ち始めます。


快進撃を続け7連覇したランスがドーピングがバレたのは引退後で、組織的に行われていたドーピングの手法やドーピング検査をどうやってすり抜けたのかなど、驚くべき内容の映画となっています。

疾風スプリンター

香港の映画監督ダンテ・ラム監督による2015年公開作品。
プロロードレースを舞台にロードレーサー達の友情や恋、栄光や挫折などをペダルにこめて走り続ける男達のストーリー。


チョン・ジウォンをエースとする強豪のロードレースチームにアシストとして新しいメンバーが加わる事となった、チウ・ミンとテイエンの二人は互いにエースになる事を目標としながら切磋琢磨しています。
そしていつしかジウォンとミンとテイエンの3人はチームの柱として主力選手としてチームを引っ張っていました。ライバルチームなどからの妨害もありながらも、力を合わせて妨害にひるむことなく戦いを繰り広げています。
そんな中で3人が所属するチームの資金難から、3人はそれぞれ別のチームに所属しライバルとなってしまうのです・・・


男同士の熱い友情と戦いを描いた自転車レース作品になっています。



ロード・トゥ・ルーべ

ゴールする事自体が難しいと言われ北の地獄と称される過酷なレース「パリ〜ルーベチャレンジ」

260キロのコースは基本的に平坦なコースにも関わらず「パヴェ」と呼ばれるにぎりこぶし程の石が敷き詰められた石畳の道は計52.7キロに及ぶなど、ゴールできた事が称賛に値すると言われるほどの過酷なレースです。
このレースにチャレンジするランス・アームストロング、トム・ボーネン、イヴァン・バッソ、ジョージ・ヒンカピー、などの選手が挑戦する様子を捉えたドキュメンタリー映画です。

2007年のレースでは192名が出走したにも関わらず完走した者は96名にとどまるなど、そのゴールの難しさが数字からも見て取れます。

そんなレースに挑む選手達、ツール・ド・フランス常連選手27名のインタビューを収めるなど、自転車レースファンならば必見のドキュメンタリー映画となっています。
レースを終え完走した者だけが入る事を許されたシャワールームの中での撮影など見どころが沢山ある作品です。

シャカリキ!

曽田正人の高校生自転車ロードレースをテーマにした人気コミックを実写映画化し、今村昌平が監督を務めた2008年公開作品です。
幼い頃から自転車で坂を登る事に挑戦し続けてきたテルは亀ヶ丘高校の自転車部に入部したのだが、ただ早く走りたかっただけのテルはチームで挑む団体競技というロードレースに馴染めずに部員との間に軋轢を生んでしまう。

そんな中ライバル校の選手に挑発された事によりテルは暴走してしまいチームは失格となってしまいます。

失格となってしまった事から解散となった自転車部でしたが、ライバルに勝ちたいともくもくとペダルを漕ぎ続け、部がなくても自転車には乗れるし自転車が好きだというテルに、元いた部員も触発されて再結集する事になります。

そしてチームが一丸となってライバルに挑戦していくのですが・・・
高校生男子の友情と挑戦が描かれた熱い自転車青春映画となっています。


僕たちのバイシクルロード

自転車を使って世界を旅する青春映画「僕たちのバイシクルロード」については下記のページをご覧ください。
「僕たちのバイシクルロード」
明日から、自転車のペダルをこぐ気分が変わるかもしれません。

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